のびたのテスト前夜

皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。

1週ちょっと前、ステージとつい数日前のホール、確かに出来はだいぶ違ったけど、みている人からしたら僕以上の差を感じているようで、ある意味こういうことでも見る側とやる側ってちがうのかと、感じていました。もしくは後述によるただの価値観の相違か。

そして、ある身近な、身近じゃないような、そんな人の数年間をとある形で目の当たりにする機会をたまたま得たのだけれども、とても興味深い。僕以上に熱心でまじめで、それでも思い描く形とは違う方向に進んでいった(挫折、というにはその人に失礼すぎるけれども、それでも適切な表現に近い形で書きたいと卑怯にも思うとこうなってしまう)その人の足跡は、無関係な僕ときわどく交錯しかける。比べて怠慢で自分にルーズである僕は、そんな人と同じ形を思い描き進んでいると勝手に共感してしまっている。素敵なのはその人であって僕ではない。わかっていても共感し、足跡をたどり続けている僕なのです。

そんな僕は相変わらず単位取得の時期に向けて、タスクをどんどんため込んでいる。馬鹿は死んでも治らないというが、こんな自分が自分らしいと思っているあたり、僕は生まれ変わってもこうあり続けそうな気がする。

そんな僕がなぜ音楽をするのかと考えてみると、僕は音楽よりも、そんな音楽が好きな人が好きなのだろうと、実感した夜でした。僕は音楽に人生をささげることはできないけど、音楽が好きな人のためになら人生をささげられる人になりたいと思えます。そのためなら、怠惰な自分も乗り越えられると信じて日々生まれ変わる努力を続けていきたい、そういう文章になっていたらと思い締めくくります。



長文ですが別に遺書とかそういった類のものではなく、ただの日記です。いろんな人がテスト前にかたずけをするように、僕は心の中のかたずけをしたくなったのだと思います(うまい)。